NewNintendo 3DS版「摩尼遊戯TOKOYO」開発プロジェクトについて

やっほー久しぶりだね!ギガデクだよ!

僕は今、たかくらかずきさんに誘われて、「摩尼遊戯TOKOYO」というゲームを制作しています。
これは元々たかくらさんが確か「怒りの日」って展示に出したゲームで、
元々はアート作品としてのゲームだった。
どういう作品なのかっていうのはたかくらかずきさんのブログとかを読んだ方が良いと思うんだけど、
僕がこのゲームに関わることは個人的にすごく意味があると感じていて、それについて書いてみるね。

僕が最初たかくらさんにこのゲームの構想を聞いた時「輪廻ゲームだ!」って思ったんだけど、
僕は特に宗教は信じていないんだけど、輪廻は信じていて
(だって毎日人が死んだり生まれたりしてるのヤバくない?)
このゲームは無限ループの虚無感の中で用意された使命をこなして次のステージへ進むためのゲームなんだなってすごく感銘を受けた。

で、僕がこのゲームのBGMを作ることになって、
BGMは全部終わりが無い無限ループで作るってことを意識しようと思った。
普通ゲームBGMってほとんどループ音源なんだけどね。
でも、それってソフト内の容量を節約する為に短い音源を作らなきゃいけなかったからで、今回はそのループ自体に意味がある。ループ=無意味な輪廻みたいな。よくわかんないけど。

みんなゲームやったことある人はわかるかもしれないけど、ほとんどのゲームってハッピーエンドだとしても、ゲームオーバーだとしても何事も無かったかのように最初のタイトル画面に戻るよね。
僕はそれがめちゃくちゃヤバイな!!って感じていて、これって結果が良かったとしても悪かったとしても結局開始地点に戻ってまた始めるしかルートは無いってことじゃん。
人の人生も、ホームレスだとしても石油王だとしても結局死んだら骨になってゼロに還るわけじゃん。成功しても失敗しても全部同じ結果それってすごくない?

このゲームというか、たかくらさんの構想は完全にどっちかというとアート寄り何だと思うんだけど、
ネットでみんなが「狂ってる!」とか「ハーブか何かやっておられる?」って言ってるの僕はちょっと納得いかなくて、それに対してちょっと言いたいことがある。

みんな、人にどう思われるかとか考えないで自分の好きなものだけを集めたり、好きなものだけで構成した部屋を作ったりとかしたこと無いの!?

例えばなんだけど、君は唐揚げ、カレー、ハンバーグ、キャンディ、コーラ、チョコレートが大好きな人で、それを全部集めたものを作ったら素敵だろうな〜とか思わない?
実際食べたらマズいのかもしれないけど、想像したら「実現して欲しい!」って思うでしょ?
こんな感じで、好きなものだけ全部詰め込んだらそれはかならずカオスになっちゃうんだけど、すごく素敵なものなんだよ。
今はSNSとかの発達で、何か発信したら絶対人に何かしら思われてしまうから多少は「人にどう見られるか」ってことを考えなきゃいけないんだけど、それって本当にアートに必要なことだと思う?そんな面倒くさいこと考えちゃうよりも1回好きなもの全部詰め込んでそれを眺めたくない?
好きなことをやりたいっていうのはすごく自然なことで、好きなものには自信を持つべきだと思うし、何もおかしくないと思うんだけどな。

というわけで、僕はこのゲームのBGM僕が好きな音以外絶対に出さないつもりで作っています。

てゆか何か何言いたいかよくわかんなくなっちゃったね。
僕はアートとかテクノロジーってみんながカジュアルに楽しめるようにならないと意味無いって思ってて、ゲームって超カジュアルなものじゃん?しかも3DSだよ?
通勤電車の中でカジュアルに元々アート作品だったものに触れる事ができるし、さらに徳が積めるとかヤバくない?
だから支援してもらえると嬉しいなって思うんです。

NewNintendo 3DS版「摩尼遊戯TOKOYO」開発プロジェクト

ちなみに、僕からのリターンはこのゲームのサウンドトラックです。
サウンドトラックっていってもよくあるフィールドBGMを何ループかさせてるクソみたいなやつじゃないよ。
僕が作るのはこのゲームのBGMをちゃんと1つの曲として完成させたものを含めたサウンドトラックだよ。というかアルバム。
だってゲームのBGMで覚えちゃってたあのメロディーがちゃんと曲になるの嬉しくない?
BGMって始まりも終わりも無いものなんだけど、ちゃんと始まって終わる1つの作品として作ります。
それが良いものになるか悪いものになるかなんて誰かが評価しないとわかんないものだからなんとも言えないんだけど、僕は100%僕が好きなものしか詰め込まないから100%オススメできます。

正直僕は神様なんて信じてないし、本当にいたら殺そうと思ってる。
そもそも神様なんて自分の中にいる何かだし。

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