Disorder / Joy Divisionのヤバさについて

やっほーそろそろ夏にも疲れてきた?
ギガデクだよ。

今日はタイトルにもあるDisorderのヤバさの話。

https://youtu.be/QrzGpVOPcTI

この曲は、最近白いウネウネしたTシャツでジャケットだけ独り歩きしてしまってる、
超暗くて工業地帯のネグレクトかよって感じの曲ばっかりやってるすっげーかっこいいバンドの曲なんだ。
この曲が入ってるアルバムはこの人達のファーストアルバム「アンノウン・プレジャーズ」(ジャケットが有名なやつね)の、ド頭1曲目に入ってる曲。

必然的にこの曲を聴くことになる。
2017年に聴くにはスッカスカのドラム、ペラッペラのベースときて、
クッソダサいギターが入ってきて根暗な感じのボーカルが入ってくる。

僕はこれを初めて聴いた時これをめちゃくちゃかっこいいって思ってしまった。
実際今でもすっごいかっこいいと思う。
中学生の頃これコピーしてたけど誰もわかってくれなかった。
多分今もわかってもらえない。

僕は頭が良くないから英語の歌なんて何を言ってるのか全くわからないんだけど、
これは多分僕が大好きな感覚の内のひとつ「何かを失った後の爽快感、疾走感」を歌ってるんだなって何となくわかってた。

この、何かを失った後の爽快感って多分みんな経験した事ないかもしれないけど、
恋人と別れて引越し先を決めてそこに住むまでの間とか、
学校の卒業式から家に帰るまでの道とか、そういうところでこの感覚を味わうことができる。

でね、この歌詞の意味を最近調べたんだけど、ラストのところでイアン・カーティスは
やや感情的に「I've got the spirit, but lose the feeling(魂があるのに、感情を失う)」って歌ってる。

もう最高じゃん?
まさに何かを失った後の爽快感そのものだよ。

このビデオは2001年宇宙の旅の映像を重ねてあるんだけど、それも最高。
だって、あの映画のラストなんて完全に何かを失った後の爽快感だと思う。
超好き。大好き。愛してる!